株式会社リーディングマーク、ミキワメAIを発表
2023年5月にリリースが予定されている株式会社リーディングマークの新機能「ミキワメAI」は、人事向けソリューション「ミキワメ 適性検査」と「ミキワメ ウェルビーイング」に導入されます。
この機能は、性格データ・パルスサーベイの情報、心理学の知見、そしてChatGPTのAPIを組み合わせたアルゴリズムを活用して、人事やマネージャー、従業員一人ひとりに最適なアクションを提案し、従業員のウェルビーイングの実現や組織全体のパフォーマンス向上に寄与するとのことです。
AI技術と人事領域の融合
AI技術の進化に伴い、従来人間が行っていた業務の一部が機械に置き換わりつつあります。
特に人事領域では、採用やマネジメント、評価、配置など多岐に渡る業務が存在するため、AI技術の活用による効率化や客観性の向上が期待されています。
マネジメント業務へのAIの活用
人事業務は、採用やマネジメント、評価、配置など多岐に渡りますが、特にマネジメント業務では人の主観的なバイアスがかかりやすく、評価やコミュニケーション、メンタルケアなどの課題が多く存在します。
そこで、AI技術を活用して客観的な視点を提供することで、課題解決の活路を見出すことが期待されています。
Personality TechとAIの組み合わせ
リーディングマークは、自社が持つ性格や心の状態を可視化するPersonality TechとAIを組み合わせることで、マネジメントにおける最適なアクションを支援することを目指しています。これにより、組織全体のパフォーマンス向上が見込まれるとのことです。
ミキワメAIの具体的な機能
「ミキワメAI」は、ChatGPTを活用した新機能で、「ミキワメ 適性検査」と「ミキワメ ウェルビーイング」といった人事向けソリューションに導入されています。
これにより、人事やマネージャーが従業員一人ひとりに最適な行動を提案し、従業員のウェルビーイングの実現や組織全体のパフォーマンス向上に寄与できると期待されています。
心理状態の解釈と改善のためのアドバイス機能
第一弾機能として、「ミキワメ ウェルビーイング」において、性格検査とパルスサーベイの結果をもとに回答者の心理状態を解析し、上司や人事が取るべき行動を具体的にアドバイスする機能が提供されます。
「人」にアドバイスをするAIができたということだね
怖いと思う反面、主観が入らないのでいいのかも。
従来は結果の解釈に専門知識が必要でしたが、ミキワメAIが結果を解釈してくれるため、より活用がしやすくなります。
チャットボット形式での質問機能
ミキワメAIは、チャットボット形式で利用できます。選択式で質問をすることができ、聞きたい項目を選択すると、AIが言語化した個々への詳細なアプローチ方法が表示されます。
これにより、上司や人事が迅速かつ適切に従業員への対応を行うことができます。
ミキワメ 適性検査とミキワメ ウェルビーイングの概要
リーディングマークが提供するミキワメ 適性検査とミキワメ ウェルビーイングは、人事向けソリューションとして企業に幅広く活用されています。それぞれの概要を見ていきましょう。
ミキワメ 適性検査
「ミキワメ 適性検査」は、10分間のアンケートに答えるだけで自社で活躍する社員の性格特徴を明らかにできます。性格特徴と採用候補者の性格を比較することで、候補者の採用お勧め度や懸念点をひと目で確認でき、採用のミスマッチを減らすことができます。
現在、累計利用企業数は2,500社、累計受検者数は52万名となっています。
ミキワメ ウェルビーイング
「ミキワメ ウェルビーイング」は、社員の心の幸福度を向上させ、休職や離職を防ぐプロダクトです。2分間のサーベイに答えるだけで、組織と社員のメンタル状態を可視化し、ケアが必要なメンバーを明らかにできます。
上司がどのようにメンバーをマネジメントすれば良いのかをアドバイスし、社員の性格に応じてパーソナライズされた具体的なアドバイスをしてくれるそうです。
今後の展望と人事支援への取り組み
リーディングマークは、AI技術の活用による人事支援を目指しており、今後も「ミキワメ 適性検査」や「ミキワメ ウェルビーイング」において、新機能の開発やサービスの向上に努めていくとのことです。
ミキワメAIの導入により、人事やマネージャーが従業員一人ひとりに最適なアクションを提案し、従業員のウェルビーイングの実現や組織全体のパフォーマンス向上に寄与できると期待されています。
まとめ
AI技術の進化により、人事領域でも大きな変革が起こっています。株式会社リーディングマークは、ChatGPTを活用した新機能「ミキワメAI」を導入し、人事向けソリューション「ミキワメ 適性検査」と「ミキワメ ウェルビーイング」において、人事やマネージャーの業務をサポートすることを目指しています。
今後もリーディングマークは、AI技術の活用による人事支援に力を入れ、新機能の開発やサービスの向上に努めていくとしています。これにより、人事やマネージャーは、従業員のニーズに応じた最適な対応を行うことができ、組織全体の成長や従業員のウェルビーイングの実現に貢献することが期待されます。
ほかのAIニュースを読む
-
AIもFXに参入!?【勝ち続ける理由】自動売買タケル式の特徴を解説
2023/5/13
AIがFXに参入しているって知っていましたか。この記事では近年ものすごい勢いで成長しているAIとFXの自動ツールについて解説します。少しでも興味のある人は参考にしてみてはいかがでしょうか。
-
【画像生成】AI素材.comの使い方を徹底解説!無料で使う際の注意点も紹介
2023/5/3
この記事では、Aiの画像生成をしてくれるAI素材.comについて徹底解説します。独自の画像を手に入れる方法や無料で利用する際の注意点もあわせて紹介。ブログやSNSに活用し、オリジナルな画像を簡単に作成しましょう。
-
東京都港区が23区初のAIコール「納税案内電話」を導入
2023/4/13
東京都港区が23区初の取り組みとして、株式会社TACTが開発したAIコンシェルジュⓇ for LGWANを用いた納税案内電話が実施されます。未納の住民税を徴収するための効率的な手法として、AI技術が活用される今回の取り組みについて詳しく解説。AIと行政の新たな取り組みがどのように進化していくのか、興味深い展開に注目です。
-
ミキワメAIが登場!ChatGPTを活用した新機能で人事とマネジメントを革新
2023/4/13
ミキワメAIは、ChatGPTを活用し、人事・マネジメントの課題解決に向けた新機能を提供。従業員のウェルビーイング向上や組織全体のパフォーマンスに寄与します。詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。
-
Pomalo株式会社がChatGPT Plusを福利厚生に導入!AIリテラシー向上へ
2023/4/13
Pomalo株式会社が全社員向けにChatGPT Plusを福利厚生として導入。労働環境の改善とAIリテラシー向上を目指す同社の取り組みを紹介。効率的な働き方と生産性アップが期待される。